さて、今年もやります誰得企画「オレコン大賞2010」。今年1年間に聴いた新曲アニソン(声優ソング含む)の中で、個人的にもっとも気に入った1曲を選ぶというものです。いやはや、ホントに誰得だよ・・・。
まずは今年のノミネート作品を。選考基準は今年発売のCDの中から、自身のipod再生回数などを参考に審査。なお、ノミネート曲は1アーティスト名義につき1曲としました。
・本当だから困るんだ-スフィア
・Perfect-area complete!-麻生夏子
・GO!GO!MANIAC-放課後ティータイム
・Crow Song-Girls Dead Monster
・My Soul, Your Beats!-Lia
・SOMEONE ELSE-種島ぽぷら(阿澄佳奈)、伊波まひる(藤田咲)、轟八千代(喜多村英梨)
・渚のSHOOTING STAR-戸松遥
・irony-ClariS
・Drumming Shining My Life-田井中律(佐藤聡美)
・メイズ参上!-メイズ
大賞は・・・
30人ぐらいが集まったこのイベント。皆さん、本番開始前からさまざまな小道具を申し合わせたかのように次々と取り出し、いきなりテーブルがケイオス状態。エフワンの巣窟では、quzyさんらしい味わい深い斜め45度トークとTwitterによるリアルタイム(若干のタイムラグはありましたが)のツッコミが実に面白く、楽しませていただきました。
そして今回、ワタシもマイクの前でしゃべらせていただく機会を得ることができました。っていうか勝手に手を上げただけなんすけどね。Ustreamで世界中に配信されているということより、会場の30人ぐらいを前に話すこと自体がすでにドッキドキ。マイクの前に座った瞬間、もう頭は真っ白に。自己紹介もそこそこに「ニックへの愛」をひたすらにしゃべり出し、会場の人はともかくネットで聴いている人はまさに「アンタダレ?」のウマホネ状態だったことでしょう。長いような短いような5分間で、「ニックがF1から引退してしまったときにはぜひニック本を作りたいです!」なんてぶちまけてしまいました。
やっちまったな!
打ち上げはquzyさんの夜のオアシス「さくら水産」で。色々な方とダラダラとモータースポーツトークを展開し、コンペティティブでタフな(=つまり楽しい)ひとときを過ごすことができました。特にquzyファミリーの方々の中には、さまざまなアプローチでモータースポーツに携わっている方がいらっしゃって、その人たちと話ができたことはとても刺激的でした。自分も今以上にモータースポーツを楽しみたい、盛り上げたいと思うようになりました。
参加された皆様、改めてありがとうございました。次回はどこでお会いできるでしょうか?
photo by yunick'10
(MINICHAMPS)1/43 Sauber Ford C14 H-H.Frentzen
はい、今回は僕が持っている中でも比較的古いモデルに当たるフレンツェンのザウバーフォードC14を紹介します。
今でこそフェラーリとの関係が強いザウバーですが、F1参戦前はメルセデスと強いコネクションがあり(スポーツカー時代はメルセデスワークスに近い関係)、93年のデビュー時もメルセデスエンジンを搭載して黒いボディーカラーをまとって参戦。しかし、メルセデスが95年からマクラーレンと提携すると、ザウバーは代わりのエンジン獲得に奔走。結果、フォードのワークスエンジン獲得に成功。さらに、この年からF1に参入したレッドブルがメインスポンサーとなり、プライベーターチームでありながら比較的安定した資金を確保することとなりました。レッドブルとは、以降04年まで固いパートナーシップが結ばれることとなったのです。
さて、このC14はフォードワークスを獲得して飛躍が期待されたマシンでしたが、V10主流の時代にV8エンジンだったフォードはパワー不足に悩まされ、成績は伸び悩みました。しかし、フレンツェンがイタリアGPで3位表彰台を獲得。エースドライバーとして光る走りを見せました。ちなみに、ザウバーもこの年からハイノーズを取り入れています。
このミニカーは僕がミニカーを集め始めた初期の方に、たしかオークションで入手した物だと記憶しています。当時は、お気に入りドライバーのフレンツェンのミニカーを中心に集めていた非常に健全な時代でした。モデル自体がだいぶ古いこともあり、リアウィングのデカールが少しめくれかかっていたり、現在のモデルに比べれば雑な作りも見えたりしますが、当時の他メーカーと比較すればやはりミニチャンプスが群を抜いて素晴らしいといえます。
ちなみに、このモデルからフレンツェンが駆る車は「フレンツェンエディション」としてシリーズ化されており、台紙もこのモデル用の特別仕様となっています。フレンツェンは当時、ミハエルと並んで期待されていたドイツ人ドライバー。ミハエルをはじめとするドイツ人ドライバーの活躍は、ちょうどこの時期から目立つようになり、ドイツ国内におけるF1人気も急激に高まってきている時代でした。ミニチャンプスの総本山「ポールズモデルアート社(PMA)」の本社がドイツにあることを考えれば、彼らのモデルに特に力を注いできた理由も納得がいきます。
このように、ミニカーからはその時々のF1の時代背景が見えてくることもあります。古いミニカーを漁りながら、そんな楽しみも見つけてしまったのが運の尽き。収集に拍車を掛けるきっかけになってしまったことは、言うまでもありません。
photo by yunick'10
そんなとき、手元にあるとうれしいのが各種モータースポーツグッズの数々。レーシングカーを精巧に再現したミニカーを集めたり、レースゲームを楽しんだり。買い損ねたキャップやTシャツなどのファングッズは、オフの今がお値打ちだったりもします。モータースポーツは見るだけじゃない。実際にするだけじゃない。買って、集めて、手に取って楽しむこともできるのです。
そんなモータースポーツに関する”モノ”たちの魅力を、僕がこれまでに集めたコレクションとともに今後紹介していきたいと思います。名付けて「モタスポ小物語(コモノガタリ)」。
大げさなことを書いてますが、僕が収集しているミニカーを中心にコレクションを不定期に紹介していくという実に危なっかしいものです・・・。
それでは、探り探り第1回目をば。
(MINICHAMPS) 1/43 Jordan Ford EJ14 N.Heidfeld
1発目は、我らがニックが苦渋のシーズンを送った2004年のマシン「ジョーダンフォードEJ14」のミニカーです。
03年を最後にザウバーを放出されたニックが、「タダでいいから乗せてほしい」と言って獲得したジョーダンシート。相方は後のGP2チャンピオンとなるジョルジオ・パンターノでした。
ある解説者が「速く走らせる以前にマシンそのものがなってない」と酷評したほどのEJ14は、コントロールが難しいピーキーなマシンで、新人のパンターノがコースオフを喫するシーンはたびたび見られました。ニックも当然苦戦しましたが、モナコGPで7位入賞を果たすなど、クソマシンで2度入賞し、その実力を見せ付けてくれました。
ジョーダンはサイドのウイングレット処理に独特の伝統があり、ミニカー上でもそのウィングレットの立て方の特徴がうかがい知れます。また、カウルには毎レースごとに異なるデザインが施されて注目を集めました。いずれも末尾に「Message from BAHRAIN」と記されたこのロゴは、核兵器の根絶やエイズ問題などを訴えたもので、公共広告機構も思わず推奨したくなる今思えば画期的な”非営利広告”でした。ミニカーでは、これらのロゴを全て台紙にデザインした特注品のミニカーも発売されましたが、その紹介はまた別の機会に・・・。
ミニカーそのものの再現度は素晴らしく、タバコロゴになっていない点を除けば完ぺきと言えるのではないでしょうか。この年のニックのハイライトは、入賞したモナコGPでもカナダGPでもなく、開幕戦のオーストラリアGPでしょう。自分の代わりにザウバーのシートに座ったフィジケラに対し、ホイールトゥホイールのバトルを見せたニックの闘志に、私は何よりも心打たれたのでした。
photo by yunick'10
左のメニューのリンクにこっそり「My Flickr」を追加していたので、ご存知な方はご存知だとは思いますが。
アップロードしているのは主にモータースポーツ写真です。まだ数はそれほど多くはないですが、このブログにアップしていない写真がほとんどなので、良かったらご覧ください。アップしている写真は、いずれもクリエイティブコモンズです。ええ、今流行のやつです。
現在、quzyさんたちが推進しているもので、実を言うと私も知りませんでした。僕のアップした写真は、商用目的でなければ二次使用が可能にしてあります。なので、どんどん使っていただいて構いませんぞ!
今後も追加アップする予定です。コレ、完全にHP死亡フラグだな・・・。
photo by yunick'10
これで来年はロータス・ルノーGP(旧ルノー)とロータス・レーシングの2チームが混走することになりそうです。ああ、ややこしや・・・!
ルノーの”ロータス化”は、グループ・ロータスを所有するマレーシアの自動車メーカー「プロトン」がルノーF1の株式を25%取得したため。一方、ロータス・レーシングは一時期命名権を買い取って「チーム・ロータス」を名乗る予定でしたがが、グループ・ロータスはこれを正式に認めたわけではありません。つまり、依然としてチーム名がはっきりしない状況です。
今回、チーム名の論争ばかりが注目されていますが、今回のプロトン介入で大きいのはルノーが事実上F1コンストラクターから撤退したことではないでしょうか。「撤退」とは少々言い過ぎかもしれませんが、おそらく今後ルノーがプロトンから株式を買い戻すということはないでしょう。むしろ、プロトンに株をどんどん売却していく方向へ向かうのが自然な流れです。つまり、ルノーからしてみれば、今回の動きは「コンストラクター」から「エンジンサプライヤー」へと替わっていく最初のプロセスだったと言えるのです。
そしてさらに言えば、カルロス・ゴーンはこのまま緩やかにF1から手を引くことを考えているんのではないでしょうか。名門ブランド「ロータス」を隠れみのにして・・・。
もちろん、個人的にはエンジンサプライヤーであってもルノーには長くF1にとどまってほしいと思っています。特に、2013年からは1.6リッターターボエンジンの導入が検討されているところです。ターボエンジン=ルノーでしょう!ルノーターボのエンジンサウンドを聞く前に撤退するなんて、バーニーが許してもファンは許さないんだからねっ!
photo by yunick'10
まずはこの画像を見てくれ。
この画質がこのカメラの全てなんです!
いや、ホント。この2枚はRAWで撮影→現像した写真なのですが、ちょっとこの画質、この色合いはコンデジでは出せないと思います。噂に聞きしフォビオンセンサー、恐るべしといったところでしょうか・・・。
一方、画質以外の部分も噂通りというわけで。まずは液晶がクソ。パソコンで見るまでは撮影した写真が信用できねぇ!あとはフォーカスが遅い、書き込みが遅い、電池の減りが激しい、レンズキャップ無くしそう・・・などなど、操作性の面では挙げればキリがないほど残念な部分が目立ちます。ただ、多方面でこれらのクソっぷりをさんざん耳にしてきたからか、個人的には「言うほどじゃなくね?」って感じです。
むしろ、この28mmという画角を使いこなす腕を磨く方が大変そう・・・。今後しばらくはコンデジの代わりにコイツを持ち出したいと思います。
photo by yunick'10
テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
インターコンチネンタル・ル・マン・カップ 2011年シリーズカレンダー
1 セブリング12時間(3月19日) アメリカ
2 スパ6時間(5月8日) ベルギー
3 ル・マン24時間(6月11日~12日) フランス
4 イモラ6時間(7月3日) イタリア
5 シルバーストン6時間(9月11日) イギリス
6 プチ・ル・マン(10月1日) アメリカ
7 中国で開催される6時間レース(11月12日) 中国
ヲイ!富士はどこにいったんだYO!
6月の時点では10月末(アメリカと中国の間)に入っていたはずの富士1000kmが消滅しています。理由については一切発表には含まれなかった模様・・・。昨年のALMS(アジアン・ル・マン・シリーズ)では参戦しなかったアウディやプジョーのワークスプロトが見たかったのに・・・!個人的にはF1日本GPよりも楽しみなイベントでもあったので、とにかく残念でなりません。ACO側の方針転換か、それとも富士側のキャンセルか。後者の方が可能性としてはありそうだけど、富士側に問題アリならこの時点でACOからリリースがあっても不思議ではないし。うーん。
てゆーか、そもそも富士スピードウェイの経営は大丈夫なのだろうか?経営状況の悪化を理由にF1開催を中止にしたし、今年は災害によってドル箱イベントのSUPER GTシリーズ戦が1戦取り止めにもなってるし。まぁ、GT中止は富士の責任じゃないからしょうがないんだけど。今期(富士は3月決算らしいけど)は今まで以上に厳しい数字が出そうだよなぁ~。その辺も今回のILMCカレンダーから外れたことに関係していなければいいんだけど・・・ネ・・・。
*写真は昨年のALMS岡山
photo by yunick'09