注目度は低めですが、各大陸の代表国が名を連ねるということで楽しい試合を期待したいところです。メディアは、脱税マンCR7の移籍の話題で持ち切りのようですが、んなこたぁどうでもいいわけですよ。
さて、個人的な注目は言うまでもなくチリとドイツ。
チリは南米予選では苦戦が続いていますが、コパアメリカ2連覇中。守護神ブラーボが怪我、エースのサンチェスも万全の状態では無いようですが、激しいプレスと運動量、畳み掛ける攻撃は健在です。チリの弱い所は層の薄さ。初戦のカメルーン戦では、4-3-3の最前線にフエンサリダ、バルガス、プッチが並び、序盤こそ良い攻撃の形を見せましたが、サンチェス不在時の穴の大きさを改めて感じることに・・・。結局、先制点はサンチェスが出場した直後、彼の右足クロスからビダルが頭で合わせて生まれました。彼に続くニュースターの発見、若手の台頭に期待したいです。
一方、若手主体で臨むドイツは世代交代が進みつつあります。代表を引退したクローゼ、ラーム、ポドルスキ、シュヴァインシュタイガー、メルテザッカーに加え、今回はエジル、クロース、フンメルス、ボアテング、ノイアー、ミュラー、ゲッツェも召集外。それでも中盤はドラクスラーを筆頭に、ブラント、キミッヒ(SB起用になりそうだが)、チャン、ゴレツカとタレントは豊富です。もちろん、個人的にはボルシアMGの主将シュティンドルの活躍にも期待です!(初戦で代表初ゴール、おめでとう!)彼らが1年後に向け、チームにどのようなプラスアルファをもたらすのか。連覇の鍵は、このコンフェデ出場選手の中に隠れているかもしれません。
自分がサッカーにハマるきっかけとなったのは、2014年ブラジルW杯前のフレンドリーマッチ「チリ対ドイツ」をたまたまテレビで見たことでした。「お、ドイツの試合じゃん」と何気なくドイツ目線で見ていましたが、試合を見ているうちになぜかどんどんチリの選手たちに目が向いてしまいました。試合は1-0でドイツが勝利。しかし、私が心奪われたのは、エネルギッシュかつ攻守にわたって統率のとれた戦いぶりを見せたチリの方でした。当時はサッカーのルールなんてろくに知らなかったのに、不思議なものです。
両者の戦いは早くも予選リーグで実現します。願わくば両チームとも予選リーグを突破し、決勝トーナメントでもう一度・・・!なーんて思ったりしてますがwとにかくテンションの高い好ゲームを期待したいです。