編集サヴマトンカラー
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白兜 
2008/06/09 [Mon] 22:34:00 » E d i t
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F1カナダGPで、クビカが初優勝!ポーランド人初の快挙であるとともに、BMWザウバー(ザウバー時代を含めて)にとっても念願の初勝利となった。しかも、2位にはハイドフェルトが入り、初優勝を初の1-2フィニッシュで飾った。

ハイドフェルトは8番グリッドからの2位。実に良い仕事をしたと言える。いつもなら、表彰台にニックが乗るのを諸手を上げて喜びたいところなのだが!!・・・今回ばかりは悔しさがにじむレースとなった。TVを観ていて、今回ほど「ついに勝てる!」と思ったレースはない!セイフティーカー導入で、ニックは暫定首位に立ち、先にピットインしたライコ、ハミがリタイア。コズベルグ、マッサといったライバルも前線からは消えた。リスタートしてから、ニックは良いペースで後続を引き離していく。一方、後続集団に紛れたクビカは、前のマシンに阻まれて思うようにペースを上げられない。「このままマージンを築けば、トップで戻れる!」。

が、ここでチームは、ニックにソフトタイヤを使った1ストップ作戦を敢行。チームの戦略を分けてリスクを分散させるのはセオリー。それは分かっているけれど、通常の2ストップであれば、ハードを使ってもっと余裕を持ってクビカの前に出られたはずだった。これが実に惜しい。結局、ピットから出た直後はクビカの前に出られたニックだったが、重たい燃料でペースが上げられず、すぐにクビカにパスされる。アロンソの猛追を振り切るものの、タイヤが厳しくなったニックは燃料が軽くなっても思うようにプッシュできない。結局、先行するクビカにたっぷりとマージンを作られ、2回目のピットストップでも前に出ることができなかった。

ザウバー時代も含めて、ニックの在籍年数は丸5年。チーム初優勝はぜひニックに成し遂げて欲しかった偉業だった。それがニックのファンであり、チームのファンでもあった者の願い。とうとう、それは「新星・クビカ」に先を越されてしまう形で実現できなかった。フィニッシュ後のニックの表情から複雑な思いを感じさせたのはおそらく気のせいではないだろう。だが、記者会見でニックは「クビカは優勝するにふさわしい走りをした。おめでとう」と健闘を称えた。スポーツマンシップなニック。内には新たな闘志を燃やしていてほしい。

さぁ、次はニックの番だ!!

追記:
TVを悔しい思いで観ていた自分だが、ジーンと来るシーンがあった。優勝を喜ぶチームクルーたちがの手には、(BMWの国籍である)ドイツ国旗ではなく(ザウバーのチーム国籍である)スイス国旗が握られていた。ペーター・ザウバーは、チーム創立当時からBMWに買収される05年まで、ほとんどスタッフの入れ替えを行わなかったという。それは「スイスチームであることの誇りを失いたくない」という理由から。ペーターはあの瞬間、歓喜の輪を作るチームクルーがスイス国旗を高らかに掲げる姿をどこかで見ていたはず。きっと、チームの誰よりもこの優勝を喜んでいたに違いない。
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