編集サヴマトンカラー
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2011/01/11 [Tue] 22:34:14 » E d i t
昨年、インディジャパンに行ってみて改めて感じたこと。それは人気ドライバーが客を引き寄せるパワーはハンパないということです。

言うまでもなく、佐藤琢磨のことですが。僕は特別彼のファンというわけではないですが、インディジャパンに足を運ぼうと思ったきっかけとなったのは間違いなく彼が参戦したから。元々ちょっと興味はあってCSで観戦したりはしていたのですが、実際に生で観戦するまでは琢磨以外のドライバーのことはもちろん、レギュレーションですらあまり良く理解していませんでした。現地で買った公式パンフレットを読んで初めて知ったことが多いし。左右のタイヤの径が違うとか、スポッターの存在とか、オーバルとロードのウイングの違いとか・・・。

まぁ、現地で何が一番衝撃かって観客席がグリーン一色ってこと。辺りはロータスカラーの琢磨キャップを被った人だらけで、公式ショップでは土曜日のうちに完売してしまう始末。つまり、多くの人が琢磨目当てで来た人たちだったってことです。

土曜午前のフリー走行。琢磨がクラッシュをやらかすと、大勢のファンが無惨に変わり果てたマシンが運ばれるパドックへなだれ込み、とぼとぼと歩いてくる琢磨を間近で見ようと群がります。「おいおい、まだフリー走行終わってないけど見ないの?」ってのがそのときの僕の正直な感想でしたが。トークショーでは、武藤が「今年は昨年までと違ってだいぶリラックスできています。琢磨さんがいるからね」と笑ってましたが、それマジで言ってるだろ?みたいな。インディジャパンの常連客が見ても「明らかに例年に比べて人が多い」らしく、とにかく琢磨人気の高さに驚かされた週末でした。

さて、ここからが本題です。琢磨がF1からインディに移ったことで何が良かったかって、ファンがF1以外のカテゴリーを知るきっかけを作ってくれたことです。

takuma10_kouzai1.jpg

基本的にF1ファンの多くはF1しか見ません。F1はモータースポーツの最高峰ということで、(一応)地上波でテレビ放送してるし、関連雑誌も存在しています。日本語訳されたインターネットサイトも充実しているので、情報収集に関して敷居が低いことには間違いありません。ですが、彼らの興味がF1だけにとどまっているのは実にもったいないことです(モータースポーツでお金を稼いでいる全ての関係者にとって)。

そこで琢磨という存在です。彼に惹かれてF1ファンになった人は多く、実際彼を追い掛けて多くの人がインディジャパンに足を運びました。F1とは全く違う起源と歴史を持つレースに出会った彼らは何を思うのでしょう?「インディも面白いじゃん!」と思ってくれたらしめたものです。

これは僕がそうだったのですが、F1以外のレースカテゴリーにどれか一つにでも興味を持つと、芋づる式に他のカテゴリーにも関心を抱くようになる可能性が高いと思うんですよ。僕の場合は、F1からDTMを知り、Fポンを現地観戦して一気に裾野が広がりましたから。

また、琢磨自身はシーズン1年目で苦戦を強いられていますが、これも逆に「F1で表彰台にも上がった琢磨が苦しむインディって一体何ぞや??」と興味を引く要因になるんじゃないかな、と期待しています。僕の場合は「琢磨マシン壊しすぎだろ。なんであんなに簡単にスピンしちゃうの?インディってどんなレースなのかな?」って感じですが。

では、功罪の「罪」とは何か。後編に続きます。


photo by yunick'10
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「編集サヴマトンカラー」さんの下記の2つのブログ記事を拝読しました。 佐藤琢磨が1年かけてインディ転向を果たした「功罪」を考えてみる(前編) 佐藤琢磨が1年かけてインディ転向を果たした「功罪」を考えてみる(後編) 前編で「功」、後篇で「罪」という展開の記事
2011/01/16(日) 16:25:53 | まさやんSpeed
「編集サヴマトンカラー」さんの下記の2つのブログ記事を拝読しました。 佐藤琢磨が1年かけてインディ転向を果たした「功罪」を考えてみる(前編) 佐藤琢磨が1年かけてインディ転向を果たした「功罪」を考えてみる(後編) 前編で「功」、後篇で「罪」という展開の記事
2011/01/16(日) 17:07:43 | まさやんSpeed